HOME > ドクターインタビュー > 南草津野村病院 野村哲哉先生

滋賀県唯一の産婦人科専門病院として、地域の皆さんに満足して頂ける「まごころのこもった女性にやさしい病院」を目指しています。

南草津野村病院は、医療法人 真心会で2番目に開業した施設です。20年前に開院した「野村産婦人科」をはじめ野村産婦人科の近傍助産院である「まごころ助産院」、不妊治療を専門として今年夏に開業した「草津レディースクリニック」など多くの関連施設があり、滋賀県内各地域から多くの患者さんがいらっしゃいます。一時は滋賀県のお産の1割、特に琵琶湖の南側の地域では2〜3割のお産が、野村病院や関連施設で行われていたそうです。女性の思春期から更年期、乳がんまでをトータルでサポートしておられますので、不妊治療に始まり、妊娠中から出産、産後のお母様は更年期までを診ておられますが、生まれた赤ちゃんが成長し、母娘2代で受診される方も少なくないそうです。

例えば不妊治療の場合は、妊産婦さんと同じ施設での受診は患者さん同士でも非常に気を使います。その場合は不妊専門のクリニックを勧め、2人目不妊や婦人科疾患、腹腔鏡下手術や良性の腫瘍などの場合は野村病院で、と受診施設を分けておられるそうです。そんなわけで南草津野村病院では、婦人科疾患の患者さんも多くいらっしゃいます。

野村先生は診療の他にも、学校での講義を行っておられます。また地域の医師に向けた講義も依頼されることがあるそうです。「講義内容としては性行為感染症についてだけではなく、最近では、子宮内膜症やヒトパピローマウィルス(子宮頸がんの原因とされるウィルス)についても講義をしています。特に、学校の先生や、中高生などの若い人にも、生理痛(月経痛)について知ってもらい、生理痛は決して我慢するものではないことを知ってほしいと思っています」(野村先生)

次は【Q&A、先生からのメッセージ】

南草津野村病院のここが自慢

先生のご出身は他県なのですが、医学を学んだこの地で女性のトータルサポートをしたいと、この地に開業されました。現在でも滋賀県唯一の産婦人科専門病院です。

看板キャラクターにもなっている、とても可愛らしいゾウさんとキリンさんですが、その由来をうかがいましたところ「子供たちが好きな動物を集め、絞り込んでいったらこの2つの人気が高かったから」だそうです。

このゾウさんとキリンさんのぬいぐるみは、南草津野村病院のオリジナル!
ここで出産された方には、お祝いとしてプレゼントされます。赤ちゃんが生まれて初めて触って、その五感をやさしく刺激する、産婦人科の病院が考えた安心・安全なファースト・トイです。

また、当院をはじめとする真心会の各施設では、ホームページや「MagokoroNEWS」などを通じた情報提供を積極的に行っておられます。妊産婦さんへの取り組みとして、マタニティビクス教室や離乳食講習会、お子さんも一緒に参加できるファミリーコンサートなども主催しています。

他にも、入院中のお母さんの食事にも気を使っておられ、温かいものを温かいうちにをモットーに、イタリアンとフレンチの専属シェフが腕を振るい、お母さん同志の食事会も開かれています。

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