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監修:家坂清子先生
40代に入ると、徐々に卵巣の働きが衰えて、更年期が近づいてきますが、まだまだ生理痛の悩みはつきないものです。
この時期に起こる日常生活に支障があるほどのつらい生理痛は、子宮内膜症や子宮筋腫など婦人科系の病気の可能性があります。
これまで子育てや仕事に追われ、自分の体の不調を見逃してきたという方もいるでしょう。また出産後、婦人科に行く機会もなくなってしまったという方もいるかと思いますが、40代を迎えた今だからこそ、きちんと検査を受けておくことが大切なのです。
とくに、子どもを産んだ経験のない40代の女性の場合、痛みの原因が婦人科系の病気であることも少なくありません。一度婦人科検診を受けて、自分の体のことを見つめなおしてみませんか?
受験を控えた娘さんをお持ちの方であれば、一緒に婦人科を訪れるのもよいでしょう。お母さんにとっては更年期を迎える準備になりますし、娘さんの受験に備え、生理がくる日をどうコントロールすればよいのか相談することもできます。日ごろ父親の前では話しにくい、女性ならではの生理の悩みも共有することができるかもしれません。