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津田沼IVFクリニック(千葉県船橋市) 吉川守先生

JR津田沼駅は、千葉県習志野市と船橋市にまたがっています。総武線、横須賀線、東京メトロ東西線などが乗り入れるターミナル駅であり、新京成線の新津田沼駅とも隣接しています。1日の利用者数は10万人を超え(2010年度の1日平均乗車人数)、千葉県内でも5番目に利用者数の多い駅です。
 駅の周辺には、古くからの商店街もありますが、ここ数年の都市開発により、習志野市側(南口)には大型ショッピングセンターが、船橋市側(北口)には駅ビル・ビジネスホテル・デパートが立ち並ぶ、とても活気にあふれた街並みが続いています。
 今回伺わせていただきましたのは、JR津田沼駅南口から総武本線沿いに北西に徒歩4分ほど進んだ先にあります、多角形の塔がふたつ連なった、まるでお城のような造りの津田沼IVFクリニック。
 こちらに取材に伺わせていただきましていちばん驚きましたのは、このお城の様な建物のどこにもクリニック名の書かれた看板が見当たらないこと。
 「当クリニックを必要とされる患者様だけのクリニックであり続けようとの思いから、一切の宣伝広告をしない方針なのです。もっともリニューアルオープンのお祝のお花を届けに来られたお花屋さんから『見つからなくて困りましたよ』と言われましたけどね」とおっしゃる優しい笑顔が印象的な院長の吉川守先生にお話を伺いました。

生理痛の原因には基礎疾患があることも。特に子宮内膜症は不妊の原因の一つなので、早めにしっかり治療しましょう。


吉川 守
(きっかわ まもる)先生
山梨医科大学(現 山梨大学医学部)卒業。
亀田総合病院、船橋二和病院、セントマーガレット病院、千葉徳洲会病院、山王病院など、千葉県内の各医療機関での産婦人科医経験、千葉市の高橋ウイメンズクリニックでの研修を経て、平成22年11月2日、津田沼IVFクリニックを開業する。その人柄は、患者さんからの信頼も厚い。

当クリニックの名称の由来を伺うと「IVFとは体外受精のこと。不妊治療は非常にナーバスなものですから、分かりにくい名称で、だけど悩んでいる人にはピンポイントで伝わる名称にしたかったのです」(吉川先生)。その名称の通り、当クリニックは、千葉県内最大規模の不妊治療専門施設であり、婦人科・不妊治療・高度生殖補助医療を専門とされておられます。婦人科を掲げておられますので、もちろん生理痛(月経痛)を主訴とされる患者さんやがん検診の患者さんもいらっしゃいますが、多くは不妊に悩む女性やそのご主人。患者さんの平均年齢は30歳〜40歳前半が中心で、平日は19時まで、土日も診療を行っているため、遠方からの患者さんも多いそうです。

吉川先生は「不妊治療と生理痛は、なかなか結びつかないと思います。しかし、生理痛の原因として多い子宮内膜症子宮腺筋症は、きちんと治療しないと不妊の原因にもなるのです」とおっしゃいます。実際に不妊を訴えてこられた患者さんを診察してみると、比較的多くの患者さんに子宮内膜症がみつかるそうです。子宮内膜症を放置すると、妊娠に適した良い状態の卵子が排卵されなかったり、お腹の中での癒着などにより、妊娠率が低下するそうです。この場合、患者さんの状態にもよりますが、低用量ピルをお勧めされることもあるとのこと。「ピルの作用として、卵巣の中での卵胞発育と排卵を抑制する働きがあります。確かに妊娠したい人にとってはピルとは避妊のためのものという意識もあり、みなさん驚かれるのですが、一定の期間、一時的に排卵をお休みさせることで、より多くの良い卵胞(卵子)ができることを説明しています。納得頂けたら低用量ピルを処方し、1〜3か月くらいを目途に卵巣をお休みさせています」(吉川先生)

例えば、30代女性が生理1周期あたり500個の卵子を持っていたとしても、卵子が成長して排卵されるのは1生理周期ごとに1個か2個です。これは卵胞として発育するためのスタートがそれぞれの卵子によって違うにも拘らず排卵日は大体決まっていて、色々な発育過程の卵胞が存在するためなのだそうです。その点、一定周期の間低用量ピルなどで排卵をとめてあげると、卵子の発育のスタートが揃えられるため、受精するのに良い状態の卵胞が発育するそうです。吉川先生は「体外受精に向けて良い卵子を採卵するためにも、一時的に卵巣をお休みさせることは重要なのです」と教えてくださいました。

次は【わたしのとり組み】

津田沼IVFクリニック

住所
〒274-0825 千葉県船橋市前原西2-17-8
診療科目
婦人科、不妊治療、高度生殖補助医療
診察時間
8:30〜12:30 14:30〜19:00(土・日曜日 8:30〜12:30)
休診 / 月曜日、土曜日・日曜日の午後、祝祭日
電話
047-455-3111
ホームページ
http://www.tsudanuma-ivf-clinic.jp/

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