HOME > ドクターインタビュー > アトラスレディースクリニック 塚田訓子先生

患者さんのプライバシーを守り、元気になってもらうこと。そして当クリニックは基本男子禁制です。

塚田先生はクリニックをオープンするにあたり、婦人科に対する暗いイメージを払しょくしたいという思いから、あえてありがちなピンクや紫は使わず、人が元気になれるビタミンカラーを基調にされたそうです。そんな塚田先生の色に対するこだわりはクリニックのみならず、クリニックのホームページにも表れています。
また当クリニックの名称である『アトラス』とは『地図』という意味で、多くの女性の悩みを解決する道しるべになりたい、という願いが込められているとのことです。

そんな塚田先生ですから、患者さんのプライバシーにも大変気をつかっておられます。診察室へ入る前は患者さんの名前は呼ばず、受付番号で呼び、診察室で顔を合わせて、初めて名前を確認するスタイルをとっておられるそうです。さらに、受付カウンターの前は広いスペースになっていますが、診察室前の待合席はすべて窓向きになっており、かつ隣の席との間には仕切りがあり、ほかの患者さんと対面することがないよう配慮されています。

またクリニックは基本的に男子禁制。「パートナーが一緒だと、必要なことが言えない場合もあります。特にDV(Domestic Violence:近親者による暴力)などが絡むケースでは、患者さんではなくパートナーの方が一方的に話すこともあり、患者さんの話をゆっくり聞くことができませんから。ただし、ご家族にも説明が必要な病状の方は、予約を入れたうえで男性とご一緒に来院していただくこともあります。」(塚田先生)

また、中学生や高校生など、未成年の患者さんの場合は保護者同伴のことも多いのですが「保護者の方抜きで、必ず本人とだけ話をする時間を設けます。親御さんには知られたくない話の中に、重要な内容が隠れている場合も多いのです」とおっしゃいます。

婦人科の敷居を高いものにしてしまっているものに内診がありますが、塚田先生は、「必要な場合は、患者さんが納得されるまで丁寧に説明します。内診中も私や看護スタッフが常に話しかけて、リラックスできるようにつとめています」とおっしゃいます。婦人科で扱う疾患は不安になる要素を多く含んでいますが、塚田先生のお人柄やスタッフの皆さんの明るさに助けられる部分が、たくさんあるのではないでしょうか。

当クリニックでは、看護師、事務員に関わらず、スタッフは全員、低用量ピルのエキスパート。現在の低用量ピルは非常に安全であること、むしろ「生活改善薬」として、生理痛(月経痛)を軽減したり、子宮内膜症子宮体がん卵巣がんの予防など、様々な副効用があることもお伝えされるそうです。また、最近では生理痛の治療薬として保険適応を受けている低用量ピルもあるので、以前より抵抗なく内服される方が増えてきたということです。

「若い人は婦人科に対して、怖い、嫌な所というイメージがあるかもしれませんが、若い頃からきちんと受診し、必要な治療を続ければ、その後の人生も大きく変わるかもしれません。低用量ピルは、子宮内膜症など不妊の原因となる疾患を予防し、産みたいときに産めるように身体の状態を整える薬でもあるのです。」(塚田先生)

またこのクリニックには女性のための禁煙外来もあります。「何かしらの不調がある女性は、何でも相談してほしいですね。それが、婦人科疾患でなくても構いません。すべての女性が元気でハッピーになってくれるのが私の願いです」(塚田先生)

次は【Q&A、先生からのメッセージ】

アトラスレディースクリニックのここが自慢

まずエレベーターを降りると、すぐ正面に明るい入口があります。中に入ると、広くて開放的なロビー、スタッフの方が明るく対応して下さる大きな受付カウンターがあります。クリニック内はすべてバリアフリーなので、車いすのまま入れるお手洗いもあります。

当クリニック内は真っ白な壁にビタミンカラーのイスや、手入れの行き届いた観葉植物がほどよいアクセントになっています。基本的に当クリニック内は男子禁制、スタッフも全て女性です。同じビルの他のテナントには、ネイルサロンや美容室などが入っており、若い女性が一人でも入りやすいことを重視してこの場所に開業されました。

クリニック内には、真っ白い壁に映える、ビタミンカラーのインテリアがセンス良く配置されています。

ほかの患者さんと顔を合わせずに、問診票を記入したり、診察までの時間を過ごすことができます。

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