HOME > ドクターインタビュー > かねまるウイメンズクリニック 金丸みはる先生
基本的には、自分で生理(月経)の痛みがキツイと感じる方は、皆さん治療を受けていただけたらと思います。
市販の痛み止めを飲んでも痛みが抑えられなくなったり、痛み止めの服用量が規定の量を超えるほど痛みが強いなどの場合は、ぜひ受診してください。
痛み止めは、痛くなる前に飲みましょう。痛みがピークに達したときに飲んでも効果が充分ではありません。毎月の生理のタイミングは自身で分かっているかと思うので、痛くなりそうだと思ったら、あるいは痛み出したらすぐに飲んでください。
ただ、痛み止めの前に、体を冷やさないようにしておくことも大切です。外からおなかを温めたり、冷たいものを避けて温かいものを食べるようにするといいですね。それから、タバコを吸わないことも大切です。ニコチンは血管を収縮させて冷えにつながります。
低用量ピルには併用注意の薬が決められています。それを避ければ問題ありません。服用指導の際に説明いたしますので、それに従って飲んでいただけば大丈夫です。
食事の影響を受けることは、ないと考えていいでしょう。
どの科のドクターでもいいので、自分の体に不調を感じたときに何でも話せる「かかりつけ医」を持っておくといいですね。とにかく何でも相談できる医師を持っておけば、他科の受診が必要なときには、その医師が判断し、紹介してくれるはずです。そこから婦人科へとつながっていくこともあります。まずは、何かあったときにいつでもかかれるホームドクターを持ってください。