HOME > ドクターインタビュー > 茶屋町レディースクリニック理事長 出田和久 先生

豊富な経験から、先を見据えた治療の選択肢を提示する

ハワイアンやボサノバが流れ、季節ごとに変わるフラワーアレンジメントが目にも楽しい待合室。患者さん同士が向かい合わないようソファの配置も工夫されています。

茶屋町レディースクリニックでは、経験豊富な多くの医師が思春期から更年期に至るまでの、女性のさまざまな体のトラブルに対応しておられます。

「当院を受診する患者さんは比較的若い患者さんが多いのですが、初期がんや子宮頚部の高度異型性が見つかることもあります」(出田先生)。

ごく軽度のものであれば経過観察中に自然治癒したり、レーザー治療で済む場合もあるため、生理痛(月経痛)などでの受診をきっかけに、細胞診を受けることを勧めておられるそうです。

診察室とつながり、ほかの患者さんに会うことなく移動できる内診室。カーテンで仕切られた更衣室で専用の巻きスカートに着替えることもできます。

子宮筋腫卵巣のう腫などでも、どの時点でどんな治療をするのが患者さんにとって一番負担が少ないか、を考えながら、今行うべき治療の選択肢を提示しています」と出田先生。手術が必要な患者さんに対しては、専門性の高い病院や地域の中核病院とのネットワークを生かした連携を図っておられます。
「具体的にこの病気ならこの先生、この地域ならこの先生というように、患者さん の状態や希望に合わせて紹介します」(出田先生)。

女性のプライマリケア(全人的医療)医として、気軽に相談できる相談窓口としての役割を大切にしながら、専門医のネットワークを生かしたサポート体制を確立していることも、患者さんが安心して受診できる大きな理由でしょう。

次は【Q&A、先生からのメッセージ】

茶屋町レディースクリニックのここが自慢!

こちらは、婦人科受付。待合室のつきあたりに、ピル専門外来の受付があります。

当クリニックには、低用量ピルの処方のために来院する患者さん向けに低用量ピルに特化した「ピル専門外来」があります。受付も、婦人科とピル専門外来を分けて設置しています。「受胎調節実地指導員」の資格を持つ看護師や助産師が問診票を見ながら詳しく患者さんの話を聞き、低用量ピルに対する疑問や不安を解消しています。

「なかには相談にだけ来院する患者さんもおられますよ。納得して服用してもらうためにも、スタッフが丁寧に説明します」(出田先生)。

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