HOME > ドクターインタビュー > 対馬ルリ子女性ライフクリニック銀座 院長 対馬ルリ子 先生
銀座の中央通り沿いにある対馬ルリ子女性ライフクリニック銀座。「病気の治療だけでなく、何でも相談できるパートナーとして、また何科を受診して良いのかわからないといったときの水先案内人として、気軽に利用してもらいたいですね」とおっしゃる院長の対馬ルリ子先生。女性の心と体にかかわるさまざまな診療科の専門医たちが協力して1人の患者さんの診察を行うスタイルが、多くの女性たちに支持されています。
対馬ルリ子女性ライフクリニック銀座には、対馬ルリ子先生の性教育講演を聴いたという高校生から、先生の出演されたテレビを見たという都会のOLまで、さまざまな年齢層の患者さんが来院します。
対馬 ルリ子(つしま・るりこ)先生
弘前大学医学部卒業。2002年にウィミンズ・ウェルネス銀座クリニックを開設。2013年より同院を対馬ルリ子女性ライフクリニック銀座へ統合。03年には、女性の心と体、社会との関わりを総合的にとらえ、健康維持を助ける医療(女性外来)をすすめる会「女性医療ネットワーク」を設立するなど、女性の健康のための社会活動にも精力的に取り組んでおられます。
「女性の痛み、女性のからだ―賢いライフスタイルを選ぶために」など、著書も多数。
「忙しさやストレス、寝不足といった生活上の問題が生理痛(月経痛)となって現れることもあります。自分でも体調が悪いと気づいたときが、検診を受けるチャンスです」とおっしゃる対馬先生。病気を見つけるためではなく、「健康であることを確認し、安心するためにも検診を受けることが大切」と強調されます。
実際、アメリカでは19歳までに検診を受ける女性が9割を超えていますが、日本では、検診率が低いのが現状だそうです。
このような欧米との意識の差には、「学校や家庭での教育の違いが背景にある」そうです。たとえば、生理痛で保健室に駆け込んだとき、「我慢しなさい」と言われた経験がある人も少なくないでしょう。「養護教諭や親が正しい知識を持たないため、若いうちに『生理痛=我慢するもの』という意識が刷り込まれてしまっている方が多いようです」と対馬先生。
「痛みなどの症状があるなら、それを改善することは何ら悪いことではありません。それが生活を見直すきっかけとなって、これまで気づかなかった健康上の問題の改善にもつながります」(対馬先生)
当クリニックでは、子宮内膜症や子宮筋腫といった病気がないかどうかを検査で明らかにし、過去の受診体験や生理痛の歴史、どういうときに痛くなったのかなどを細かく聞き取り、患者さんの話を整理しながら、問題点を一緒に考えていきます。「生理痛は我慢しなくても良いこと、緩和するためのさまざまな選択肢があることを提示していきます。治療方法を自分で選択していくことで、健康に対して患者さん自らが前向きに取り組まれるようになります」と対馬先生。
薬による生理痛の緩和には、低用量ピル、漢方薬、鎮痛剤といった選択肢を提示されるそうですが、どれを選ぶのかは患者さん自身です。「低用量ピルで生理痛が改善したという患者さんは8割にものぼりますが、3カ月間で一度症状を見直して、その後も継続するかどうかを患者さんと相談しながら決めています」と対馬先生はおっしゃいます。
- 住所
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東京都中央区銀座2-6-5 銀座トレシャスビル7F - 診察時間
- 月:午前10:00〜13:00 午後14:30〜18:30
火〜土:午前10:00〜13:00 午後14:00〜18:00
※受付時間は1時間前までとなります。 - 電話番号
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