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ドクターインタビュー ウィメンズクリニック・かみむら 院長 上村茂仁 先生

岡山市の中心地にあるウィメンズクリニック・かみむらは、「周りの目を気にせず来院できるように」との配慮から、婦人科だけでなく、美容分野のピアッシングなども行っています。
思春期の悩みや、DV(ドメスティック・バイオレンス)まで、女性の健康や心、社会的な問題に至るまで、あらゆる相談に親身に対応する上村茂仁先生のもとには多くの女性が訪れます。

生理痛を積極的に治療することで、自然な体の流れを取り戻す

ウィメンズクリニック・かみむらには、岡山市内はもちろん、姫路や倉敷などからも口コミで多くの患者さんが訪れられるそうです。当院では、すべての患者さんが上村先生の診察を受ける前に、別室で助産師や看護師などと30分ほどの問診を行われるそうです。その中で、生理痛(月経痛)の有無だけでなく、不定愁訴、時にはDV(ドメスティック・バイオレンス)に至るまで女性の体や心に関することであれば何でも聞き取れる体制を整えておられるそうです。


上村 茂仁
(かみむら・しげひと)先生
川崎医科大学卒業。2004年にウィメンズクリニック・かみむらを開設し、女性のかかりつけ医として、また学生向けの講演活動にも忙しい日々を送っています。

実際、痛みの裏側には、ストレス、人間関係など、精神的なものも多くあるんですよ、と上村先生はおっしゃいます。

「患者さんと痛みを共有できるのは、やはり女性スタッフの力だと思います。でも男性医師は、痛みがわからないからこそ、患者さんの訴えを素直に聞き、何とかしてあげたいと思えるのです。婦人科の専門医として、また時に、男性としてアドバイスもしながら、一緒に考えることを大切にしています」と笑顔で語る上村先生。

その人の背景にどんな問題があるのかを見極めながら、総合的に診療し、必要があれば、連携先の他科の専門医に紹介することも。また、紹介先の医師とも随時連絡を取りながら、治療が終わるまで患者さんを見守り続けたい、とおっしゃいます。

生理痛の痛みは「積極的に取ってあげることが大切」と語る上村先生。当クリニックでは、鎮痛剤、漢方薬、ホルモン剤(低用量ピル)という選択肢を提示し、患者さん自身に治療方法を選択していただくのだそうです。「『自分が選んだ』ということが大切になります。特にホルモン剤(低用量ピル)を選択した場合には、親にも理解をしてもらえるよう、来院していただいたときに、きちんとお話をするよう心がけています」と話されます。

しかし、なかには薬で治療することに抵抗感のある患者さんもおられるそうです。
実際、それを理由に、痛みを我慢している女性は少なくないのではないでしょうか。上村先生は、「女性に必要なホルモン量が最低限入っている薬を服用し、ホルモンの流れを取り戻すことの方が、体にとっては自然なことです。痛みを我慢していることの方が体にとっては不自然な状態なのですよ」とアドバイスして下さいました。

次は【わたしのとり組み】

ウィメンズクリニック・かみむら

住所
〒700-0901
岡山県岡山市北区本町4-18 コア本町3F
診察時間
月〜土(午前9:00〜13:00 ※木曜は12:00まで)
月、火(午後16:00〜18:30)
水(午後17:00〜21:00)
金(16:00〜20:00)
※予約制につき、事前に電話予約が必要です。
また、専門外来の患者さんに限定している曜日、時間もあります。
電話予約システムによる予約(再診のみ)
電話番号
086-803-5338
ホームページ
http://www.wck-ok.jp/index.htm

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