HOME > ドクターインタビュー > 東クリニック 院長 東哲徳先生
日常生活で支障がない程度の生理痛（月経痛）なら大丈夫です。痛みがあっても鎮痛剤を服用することで我慢できる程度なら鎮痛剤を勧めます。痛みが継続的だったり、どんどん増すという場合には、低用量ピルでの治療を勧めています。いずれにしろ、生理痛でつらいという方は、恥ずかしがらず一度相談してみてください。
そんなことはありません。内診をしなくても、尿をためて膀胱を充満させれば超音波で子宮を観察することが可能ですし、血液検査で腫瘍マーカーを測るなどの検査方法でも診察をしていきます。内診に抵抗がある、内診をしたくないという患者さんには行いませんので、安心して来院してください。
逆です。低用量ピルは服用を止めれば約3ヵ月で排卵が起こります。低用量ピルによって不妊になったというデータはありません。低用量ピルはむしろ、生理（月経）のリズムを整え、卵子にもいい影響を与えます。
生理痛に限らず、小さなことでも「変だな」と自分の体に異変を感じたら、すぐに受診してほしいですね。女性には、自分の体のことを知っている、ずっとかかれるホームドクターを持ってもらいたいと思っています。1年に1度でいいですから、「忘れたころにまた来院してください」と患者さんには声をかけています。
婦人科は、「忙しい」「恥ずかしい」「面倒くさい」「怖い」という4つの理由から、なかなか受診に踏み切れない女性が多いですが、放っておくと不妊やがんなど命にかかわる病気につながることもあります。何か気になることがある方は、気軽に来院してください。こちらも婦人科にかかることを自然なことだと感じてもらえるようとり組んでいきます。
