HOME > ドクターインタビュー > 木内女性クリニック 院長 木内千暁先生
2008年11月に西日本最大級という大型ショッピングモール・阪急西宮ガーデンズがオープンし、ますます便利になってきた「ニシキタ」こと阪急西宮北口駅。大阪梅田からも、神戸三宮からも十分強という交通至便な西宮北口駅から歩いて1分のところにあるプレラにしのみや3階にあるのが木内女性クリニックです。
口コミによる患者さんが後を絶たず、日に150人近くもの女性が来院する同院には、奈良、京都、三重や淡路など、遠方から来る患者さんも少なくないとか。「婦人科というだけでなく女性科でありたい」と語る院長の木内千暁先生の診療スタイルは、多くの女性から厚い信頼を得ています。
木内千暁先生
(きうち ちさと)先生
関西医科大学医学部卒業。「女性総合外来をクリニックで実現したい」と、西宮市内に木内女性クリニックを開業。女性のための心とからだのクリニックを目指して、産科・婦人科一般だけでなく、女性心身外来を設け女性の心の悩みにもとり組んでおられます。
そんな大忙しの木内先生の趣味の1つは実はマラソン。つい先日も沖縄・宮古島でのウルトラマラソン(50km)に参加され、女性部門3位に入賞されたそうで、そんな姿から「元気をわけてもらってます」と患者さんたちも喜んでおられるそうです。
木内女性クリニックでは、まず患者さん自身に問診票を記入してもらい、そのうえで看護師が問診し、医師による診察という流れで診療が進みます。問診と検査で、その人の生理痛(月経痛)が器質性か機能性かを見極め、それぞれの診断に合った治療が開始されます。
生理痛を訴えて来院する患者さんは10代〜20代の学生さんやOLの方が多く、そうした若い患者さんは機能性月経困難症の場合が多いといいます。木内先生は、子宮内膜症や子宮筋腫などの基礎疾患を有さない機能性月経困難症の患者さんには主に対症療法で治療を行っておられるそうです。
「特に未成年の機能性月経困難症の患者さんでしたら、まずは痛み止めや漢方薬をつかった治療を勧めています。体を冷やさない、冷たいものをたくさん飲まないことも大切ですね。生理(月経)前の便秘が生理痛につながることもあるので、便秘の解消も対策の1つになります」(木内先生)。
生理痛がひどい場合には低用量ピルを処方することもあるそうです。
「低用量ピルを処方する際は、専門に学んだ看護師が服用の方法や一般的な副作用について説明を行い、私からもメリット・デメリット両面をきちんとお話し、患者さんがそれを理解、納得したうえで『飲みたい』ということであれば、お出ししています」と木内先生。
ただ、10代の若い患者さんへの低用量ピルの処方は慎重に行っておられるそうです。「子宮も十分に発達し、低用量ピルについての理解もできているなら、お付き合いしている相手がいる、ある程度の経済力があるなどの場合には本人の希望に応じて、または必要な場合18歳以下では親御さんに説明の上、処方しています」(木内先生)。
診断のために内診を行うこともありますが、性交歴のない若年であれば、説明をして本人が納得される場合だけ行うようにしておられます。10代の患者さんが患者さん全体の約1割に上るだけに、若い患者さんへの対応も行き届いています。
- 住所
- 〒663-8204 兵庫県西宮市高松町4-8 プレラにしのみや3F(阪急西宮北口駅の改札南口から徒歩1分)
- 診察時間
- 月・火 午前10:00〜13:00 午後15:00〜19:00
水 午前10:00〜13:00 午後15:00〜19:00(※水曜午後は女性心身外来)
金 午前10:00〜13:00 午後15:00〜19:00
土 午前9:00〜12:30
木・日・祝日は休診
※予約制
予約専用電話(0798-63-7432)または再診の方はインターネットから予約もできます(https://w1.my-clinic.com/kiuchi/pc/index.php)。最終予約は17:30まで(初診の予約受付は17:00まで)。 - 電話番号
- 0798-63-2271
- FAX
- 0798-69-3321
- ホームページ
- http://www2.ocn.ne.jp/~kiuchicl/index.html