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「生理痛」座談会〜女子大生の生理痛事情〜

若い世代の女性が抱える生理痛の悩みは、普段なかなか聞くことができません。そこで関東近郊の大学に通う5人のみなさん(サクさん・クリさん・アヤさん・ミカさん・リナさん)をお招きしまして座談会を開催いたしました。
座談会開催前に彼女らも含む女子大生の方々にご協力いただいたアンケート結果も交えつつ、生理痛に対する本音トーク、そしてその後には、生理痛の専門家である婦人科の先生に、みなさんからの疑問にお答えいただきました。

痛みも症状も、生理は人それぞれ。

Q みなさんは生理痛はありますか?


「高校時代から、生理痛あります」

サク:
高校ぐらいからあります。痛み止めを飲んでも痛みが治まらないときがたまにありますが、ほとんどの場合、飲めば普通に生活できます。
リナ:
私も高校時代から。痛みの大きさはそのときどきで、月によって違いますね。ただ、最近は軽くなっているような気がします。
クリ:
私は大学生になってから。だんだん痛みが強くなってきましたが、痛くなる前に薬を飲めば必ず効くので、普通の生活を送れています。
アヤ:
私はないのですが、妹がひどくて……。痛み止めを飲んでも治まらないようです。
ミカ:
うちの家族は、母も私も生理痛はありません。ただ、母の母、つまり私の祖母と生理痛について話したことがあって、祖母は重かったと聞いています。
<アンケートより> からだの中の気になる症状と生理痛の有無
アンケート期間:2011年7月〜8月 有効回答数:50

グラフ:からだの中の気になる症状と生理痛の有無

<アンケートより> 生理痛の頻度と痛み止めの服用頻度

グラフ:生理痛の頻度と痛み止めの服用頻度

Q 痛みのほかに、生理に伴う症状はありますか?


「イライラするし、眠くなる。肌荒れもあり!」

リナ:
イライラというか、モヤモヤというか、そんな感じがします。
サク:
すごく眠くなります。前日にちゃんと寝ていても眠くて、「どうして今日はこんなに眠いんだろう?」と思います。
クリ:
イライラするのと眠くなるの、それと肌荒れは、私のまわりではみんな経験していますね。
ミカ:
食欲が増します。それと、生理の中にレバーのようなかたまりが混じることがあります。
アヤ:
私の場合、食欲は反対になくなります。それと、やはり眠くなる。体質的に便秘になりやすいのですが、生理のときには便が柔らかく、下痢になります。
<アンケートより> 生理痛の頻度と痛み止めの服用頻度

グラフ:生理痛の頻度と痛み止めの服用頻度

生理痛は病気? それとも……!?

Q 生理痛は病気だと思いますか?


「生理痛は病気なのかな」

サク:
病気だとは思わないですね。生理は女の子なら誰にでもあることで、自分だけに起こるわけでもないですし。病気という意識はないから、症状というより現象。「女の子だったら仕方ない」という感じかな。
クリ:
自分にまだ生理痛がなかったときは、痛がっている子を見て「やっぱりつらいんだ、かわいそうだな」と思っていました。
ミカ:
本当に重い子は学校を休んでいましたね。駅のベンチでずっとうずくまって「生理痛がひどくて動けない」と言っていることもありました。そういう子を見ると「生理痛は病気なのかな」とも思います。
アヤ:
私は今のところ痛みはありませんが、妹は中学生のときから痛みがひどかったので、「もしかすると、私にも痛みがくるんじゃないか」と心配でした。以前と比べて、最近は生理前に若干痛くなることもあるので「そろそろくるかな」と思うことがあります。
<アンケートより> 生理痛を病気だと思いますか?

グラフ:生理痛を病気だと思いますか?

Q 生理痛にどのように対処していますか?

リナ:
一番重い2日ぐらいは、痛み止めを飲んでコントロールしています。それでも乗り切れず、動けないようなときは寝ます。痛いときは寝て、その間に治まるのを待ちますね。
サク:
私は逆で、体を動かしますね。じっとしていて痛いというのが嫌だから、「いっそ運動して痛みを忘れよう」という感じです。
<アンケートより> 生理痛の対処法

グラフ:生理痛の対処法

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