HOME > 女性のライフサイクルと生理痛 > つらい生理痛 男性にも知ってほしい!
監修:家坂清子先生
生理痛は、個人差が大きく、女性同士でもそのつらさがわかりにくいものといわれています。しかし、痛みの度合いは数字で表わすことはできませんし、感じ方も人それぞれです。だからこそ、人生をともにするパートナーの男性にも、生理痛について知って欲しいのです。
デリケートな問題ではありますが、「聞いたところで、男には理解できないから・・・」といわず、一度妻や恋人に生理痛の悩みがあるかどうかたずねてみてください。生理痛は放っておくと、大きな病気のサインを見逃すことになりかねませんし、不妊の原因になるなど、出産を望む夫婦にとっては大きな問題となることもあります。
日常生活に支障があるほどの生理痛は、月経困難症という病気です。また、痛みが何か別の病気のサインである可能性もあります。女性からつらい生理痛に悩んでいるといわれたり、つらい痛みを抱えていると感じたときには、婦人科を受診するよう、男性からもすすめてください。
とくに仕事や育児に忙しく、自分の体のことが後回しになってしまう女性も少なくありません。ひとりでできる仕事の量には限界があることは、仕事を持つ男性なら覚えのある方も多いのではないでしょうか。家事も育児も立派な仕事です。ぜひ男性から手を差しのべてください。