HOME > ドクターインタビュー > 明子ウェルネス・クリニック 小栗明子先生

女性はもっと自分の身体について正しい知識を持ってほしい。そのためには、時には厳しく指導もします。

患者さんは年代も、そして抱える疾患もそれぞれですが、共通して言えることは、自分の身体の仕組みについてご存知ないことが多すぎること、だそうです。「例えば、月経(生理)が始まった日を月経周期の1日目と数えるとか、排卵があって2週間で月経が始まるということなどは基本的なことですが知らない方が多いですね。同じ出血でも、月経周期の途中で起こる不正出血や、妊娠時の出血などもあります。とても基本的なことなのですが、正しい知識がないために、これがなぜ起こるのか、この出血は異常なのかどうかが分からないのです」(小栗先生)

他にも、痩せすぎの女性は月経が止まることがあります。痩せすぎてしまうことで脳が身体の危険(生命維持に対する危険)を察知し、出血に伴う体力の消耗を防ごうとして、月経を止めてしまうのだそうです。他にも、動きやすさを重視したジーパンや、身体のラインを細く見せる補正下着などは、夏場に多用して蒸れてしまうと、腟炎や外陰炎などの原因にもなるとおっしゃいます。若い頃に過度なダイエットをした痩せすぎの母体が妊娠すると、胎児の膵臓にも影響を与え、将来的に子どもの膵疾患の割合が高くなるとも言われているそうです。
 「自分の腹筋でお腹を支えればお腹も出ませんし、最初の出産以降から骨盤体操を続けておくと将来の子宮脱(子宮がさがり、腟の外まで出てしまうこと)の予防にもなります。女性は標準体重くらいである程度鍛えておくのが、身体にとって一番良い状態なのです。それから女性はもっとスカートをはくべきです。冷やさない工夫は必要ですが、蒸れも女性器にとっては良くありません。そして何よりも身体に悪いのは喫煙です。様々な毒を体内へ取り込む行為は、月経周期や妊娠への影響だけではなく、身体全体への影響は甚大なのです」(小栗先生)

小栗先生は、これらの知識を若い頃から身に着けてほしいと、中学高校での講義や、助産師学校での講義も行っておられます。「自分の身体の仕組みを理解することで、病気に気付くチャンス、婦人科へ足を運ぶチャンスとなればと思っています。また義務教育においては社会が責任をもって教育すべきと考えますので、養護教諭など、子どもに接する大人むけにも話します。もっと多くの大人は男女を問わず自分の身体の仕組みについて知るべきだし、それを子供たちに教える義務があります。子どもたちに“安心”をあげられる性教育を続けたいです」(小栗先生)

次は【Q&A、先生からのメッセージ】

明子ウェルネス・クリニックのここが自慢

車で来院する方が多いため、クリニックの前には駐車スペースがあります。道路を挟んだすぐ脇に第2駐車場も完備されております。

診察室の入り口は、車いすのまま入れるように、広い引き戸になっています。

内診室には、小さなお子様を連れて来られる患者さんのために、ベビーチェアが設置されています。先生やスタッフからも見える場所にありますので、内診中も安心ですね。

当院の近くに女性薬剤師が対応する薬局があります。こちらでは「黄体ホルモンと卵胞ホルモンの配合薬による治療で月経痛(生理痛)が非常に楽になった」という喜びの声が数多く寄せられ、その患者さんのメッセージが貼り出されています。丁寧な薬剤師さんの説明が患者さんたちに行き届いているようですね。

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