HOME > ドクターインタビュー > ちかえレディースクリニック 田所千加枝先生

婦人科の敷居を低く、行きやすく入りやすい、いつでもすぐに診てくれる安心感、そんなクリニックを目指しています。

田所先生は開業当初より「今日はヘアーサロンにいくような気分でクリニックへ、というくらい敷居は低くて良いと思っています。女性はもっと若いうちから、自分の身体のメンテナンスを受けてほしいですね」とおっしゃいます。当院はビルの1階にありますが、一見するとクリニックには見えません。中に入ると開放的なロビーがあり、クリニック全体が白と黄色で統一されています。壁には多くの飾り棚もあるのですが、これは季節に合わせて飾り付けを変えておられるそうです。この時は夏バージョンでしたが、緑をふんだんに使い、とてもセンス良くまとめられていました。まさにヘアーサロンのようです。

田所先生は「行きやすくて入りやすい、いつでもすぐに診てくれて、相談に乗ってくれる、決してエラそうではない地域の婦人科医を目指して開業しました。もしかしたら体調不良の原因は婦人科疾患ではないかもしれません。でもそれでも良いんです。婦人科医は、女性が何でも相談できる主治医だと思っています。実際ここの患者さんには婦人科以外の疾患、例えば高血圧やメンタル面など、必要に応じてカウンセリングやお薬の処方もしています」とおっしゃいます。開業した頃から10年、定期的に受診される患者さんと話していると、患者さんとともに自分も成長してきたのかな、と感じることもあるそうです。
 今から10年前といえば、レディースクリニックという名称はあったものの、未だ現在ほどは一般的にも認知度が高くはなかったそうです。その頃は、婦人科の敷居を低く、女性であればどのようなことでも相談してほしい、という姿勢のクリニックはかなり珍しく、ずいぶん遠くからも見学に来られた同業のお医者さまもいらっしゃったそうです。

一方で現代の女性は、昔に比べるとみな若々しいのですが、女性も頑張って働いて、気がつけば妊娠が難しい年齢になっているケースも少なくありません。もっと若いうち、初経を迎えた頃から自分の身体のことをよく知って、大事にしてほしいとおっしゃっておられました。

田所先生が大事にされているのはもう一つ、地域の先生方とのつながり。「自分自身を研修医時代から知っていて下さる先生もたくさんいらっしゃいますし、これまでに知り合った先生方には、今でもとてもお世話になっています。少しでも精密検査が必要とか、手術や入院治療が必要だと判断したら、私自身が信頼できる先生をすぐにご紹介します。そして病院での治療が終わったらまた帰って来てくだされば良いのです。私は地域の女性の主治医として、いつでも何でも、相談に乗ります」(田所先生)。

次は【Q&A、先生からのメッセージ】

ちかえレディースクリニックのここが自慢

クリニック内に入るといたるところでグリーンの飾り付けがお出迎えしてくれますが、季節ごとに模様替えされるとのこと。これは田所先生のご友人が担当されていらっしゃるそうです。この時は夏バージョンでした。

クリニックのホームページには「バーチャル診察室」のコンテンツもあります。こちらは田所先生のイラスト。親しみやすいキャラクターをモデルに、婦人科の病気や治療について、丁寧に解説されています。

こちらはクリニックのロゴですが、何に見えますか?
色使いや形から、女性や妊婦さんを想像しましたが、そのモチーフは、なんと「ちかえ」の「ち」の字なのだそうです。

こちらは内診台。よく見るとカーテンが2重になっています。先生やスタッフの姿が、衣服を着脱している患者さんの視界に入らないようにする工夫だそうです。

この画面の上へ