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可世木病院(愛知県名古屋市) 可世木成明先生

日本の三大都市圏の1つ中京圏の中核を担う名古屋市。きしめん、味噌煮込み、天むす、えびふりゃー(エビフライ)など、美味しい食べ物が多いことでも有名ですね。
 そんな名古屋の中心部にある中区・栄は、名古屋駅から地下鉄で2駅とアクセス抜群!大きな地下街や大手百貨店、高級ブランドショップなどが充実し、大勢の人々で賑わいを見せる全国有数の繁華街です。
 今回インタビューに伺ったのは、そんな栄駅より歩いてすぐにある可世木病院さん。不妊治療で昔から有名な同院理事長の可世木成明先生にお話を伺いました。

不妊にならないためにも、生理痛があれば早期に受診を


可世木 成明
(かせき しげあき)先生
名古屋大学医学部卒業。同大大学院医学研究科博士課程を経て、名古屋大学医学部産科婦人科に入局。名古屋大学医学部助教授、岡崎市立病院産婦人科部長、名古屋第一赤十字病院産婦人科部長を歴任された後、1990年、名古屋市内に医療法人格医会可世木病院を初代院長の父上と共に開業されました。現在愛知県産婦人科医会会長であり、愛知県の医師会理事をはじめとした県の公職も務められ、2002年11月には、厚生労働大臣表彰も授賞されています。

名古屋市内でも最も栄えた中区・栄にある可世木病院には、20代〜40代を中心に昼夜あわせて1日150人近い患者さんが訪れるそうです。口コミやインターネットによって来院される方が多く、多くの会社が近くにあることから、若いOLの方が生理痛(月経痛)を訴えて来院するケースも多いそうです。
「生理痛を訴える方は患者さん全体の2〜3割くらいでしょうか。症状の程度は人によって様々ですが、なかには生理痛のために駅などで倒れ、救急車で運ばれてくる人もいます。それをきっかけにずっと受診を続けてくれる方もいますね」と可世木先生。まさにOLの強い味方、可世木先生!ですね。

生理痛を訴える患者さんのなかには、特に原因となる病気のない機能性月経困難症といわれる方もいらっしゃいますが、子宮内膜症など不妊(お子さんができにくい)につながるリスクのある病気を持っている方もおられるそうです。可世木先生は、まずは診察のなかで内診、超音波検査、必要な時にはMRIなども用いて病気が有るか無いかをしっかりと見極め、子宮内膜症をみつけた場合には、低用量ピルなどの薬を主体とした治療を行っていくそうです。

「最近は、子宮内膜症の治療薬に新しいものが出てきましたし、2008年には低用量ピルの一種が子宮内膜症に伴う月経困難症の治療薬として保険適応を認められました。これまで子宮内膜症に用いる治療薬は、ニキビや吐き気といった副作用が強く出るために若い女性には使いにくいという面がありました。ですが、この薬は副作用も少なく使いやすいので、患者さんにとってもよかったと思っています」(可世木先生)。

もちろん成分的には排卵を抑制しますので、すぐに赤ちゃんが欲しいという人には使えませんが、一定期間このお薬を使って子宮内膜症の症状を良くし、妊娠しやすいようにするのには有効、と可世木先生はおっしゃいます。
なかには出産してからも子宮内膜症が続く患者さんもいるそうで、そうした方への治療にも用いておられるそうです。

不妊治療がご専門の可世木先生。不妊と関連の深い子宮内膜症は早期発見と早期治療が大切だと訴えられます。そのため、生理痛は子宮内膜症の1つのサインとして軽くみず、早めに受診してほしいとおっしゃいます。
「市販の痛み止めや病院で処方される鎮痛剤を飲んで痛みがコントロールできるうちは様子をみてもいいのですが、鎮痛剤で痛みをごまかしているうちに、その背後に隠れていた子宮内膜症などの病気が進行してしまい、それが不妊の原因になってしまうこともあります。ですから、ひとりで生理痛を放っておかず、早いうちに受診して産婦人科に相談するとよいと思いますね」(可世木先生)

次は【わたしのとり組み】

可世木病院

住所
〒460-0008 名古屋市中区栄4丁目16-16
診察時間
月・水・金 午前9:00〜12:30(初診受付は11:30まで)
午後(初診の方)17:00〜19:00/(再診の方)11:30〜19:00
火・木・土 午前9:00〜12:30(初診受付は11:30まで)
※日、祝日、第2・第4木は休診
※外来受診時に、次回の予約をしていただきます。お電話での予約は、初診も再診も平日診療日の15:00〜17:00(土・日・祝、第2・第4木曜を除く)まで受け付けています。
電話番号
052-251-8801
ホームページ
http://www.kaseki-hp.com/

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